【インタビュー】SUPERNOVAグァンス、充実の32歳「仕事をいっぱいできることがありがたい」

 

 人気ダンス&ボーカルグループ、SUPERNOVAのグァンス(32)が、来年3月に東京・新国立劇場中劇場で上演される舞台「脳内ポイズンベリー」に出演する。今年はミュージカルを含め3本の舞台に立つなど、グループ活動とは別に役者としてもしっかりと存在感を見せつけており、その流れは2020年も継続することになりそうだ。30代に入り大人の男性としての魅力にますます磨きがかかるグァンスに都内でインタビュー。新作舞台の話をもちろん、日本デビュー10周年のイベントも満載だった2019年を振り返ってもらった。自身を「仕事中毒」と分析するグァンスは、来年6月までスケジュールが詰まっている状況にも「楽しくて仕方がない」と生き生きとした表情を見せた。

 

《「出演が決まった「脳内ポイズンベリー」は、水城せとなの漫画が原作のラブコメディ。一人の人間の頭の中で擬人化された5つの思考が「議長」を中心に「ポジティブ思考」「ネガティブ思考」「瞬間の感情」「記憶」として“脳内会議”を繰り広げ、その結果で行動も行く末も変わっていく、という現実世界の物語だ。今回の舞台化では俳優の市原隼人が主演。女優の蓮佛美沙子、元宝塚歌劇団雪組トップスター、早霧せいなら豪華メンバーが顔を揃える。グァンスは、脳内会議メンバーの〈記憶〉岸を演じる。 》

舞台でしかみられない世界観を

––さっそくですが、「脳内ポイズンベリー」に出演が決まった時はどんな気持ちだったか教えてください。

 「昔、日本語の勉強のために『ROOKIES』とか、すごくたくさんの日本のドラマを見たんですけど、市原さんはすごく大好きだった俳優さんなんです。もちろん実際に共演できるなんて思ってもみなかったので、大変光栄ですし、うれしいです。まだ稽古には入っていないんですけど、ものすごく楽しみにしています」

––原作の漫画とか映画化された作品は御覧になりましたか?

 「オファーを受けてから、原作の漫画もすべて読み、映画も観ました。ユニークな着想は皆が共感できますが、特に女性が好きそうな作品だなって思いました。大人になっていく女性、社会で働いている女性たちに向けた、いろんなメッセージが込められていて、すごく面白かったです。いつの間にか、自分が女性になったような気持ちで、ドキドキしながら読んでいました」

––脳内で会議するというコミカルで斬新な内容ですね。グァンスさんの役を含めて印象を教えてください 

 「(脳内会議のメンバー)5人は、それぞれの思考に合わせた特徴的なキャラクターで魅せます。すごく明るくてコミカルなキャラクターの人もいますし、僕の役はすごく冷静で理性的な人物設定なんですけど、台本を読んでみると、意外とお茶目なところも入っているんですよ」

––役作りはすでに取り組んでいますか?

 「役作りだったり、ビジュアルだったり、いろいろと考えています。原作ではボクの役っておじさんだったので、『どういう風に役を作っていけばいいんだろう』って、ずっと楽しみながら考えています」

––どんな役に作り上げたい?

 「原作がすごく有名な作品ですし、もちろん原作を基本ベースとしながら、舞台でしか見られない新しい世界観を、そして自分が演じる岸という役についても新しい世界観をたっぷり出したいなと思います。ボク的には岸のもの静かでありながらも、たまに出てくる可愛さだったり、お茶目なところにこだわって、細かく表現したいと思っています」

––自分の性格とは似てる?

 「あまり似てない!(笑)。お茶目なところはちょっとあるかもしれないけど…」

《2019年はソロ活動で日本の舞台に立つ機会が増えた。3月には舞台「DEVIL MAY CRY-THE LIVE HACKER-」とミュージカル「ふたり阿国」に出演。9月には韓国で約20年間ロングランを遂げた国民的大ヒット舞台の日本キャスト版「私に会いに来て」で、3人の容疑者役を一人でこなす熱演を繰り広げ、役者として新境地を開いた。》

いろんなジャンルに挑戦したい

––今年はソロ活動で舞台に3本出演しました。自分の中で舞台に出演したいという気持ちが強かったんですか?

「もともとお芝居の仕事はやりたかったし、ありがたいことに今年はいい機会にたくさん恵まれました。今年だけで3本の舞台に出演できて、すごく光栄に思っていますし、すごく楽しくて…。これから芸能の仕事をしながら、グループの活動以外に自分はどういう風にやっていけばいいんだろうということを軍隊の中でもずっと考えていたんですけど、やっぱり自分が芸能界に入ったときから好きだったお芝居の仕事をやりたいなって思ったんです。特に舞台だけというわけではなく、いいチャンスがあったらドラマや映画はもちろん、いろんなジャンルに挑戦したいと思っています」

––グァンスさんが出演した舞台は、表現力はもちろん高い日本語の能力も必要とされるものでした。もちろんグァンスさんは日本語はかなりお上手ですが、100%ではないので、こういった作品に飛び込むにあたって不安とかはなかったですか?

「不安ということよりも、ボクはやる以上は絶対に完璧に見せたいなっていう気持ちを持っています。その強い気持ちが逆に自分にとってプレッシャーになるかもしれませんが、それはずっと思って臨んでいます。おっしゃるようにボクは韓国人ですし、自分がどれだけ日本語を頑張ってやるとしてもある程度の限界はあると思います。でも、時間がどれくらいかかるかわからないんですけど、その限界を少しずつ超えていきたいな、って思っています」

––今も日本語の勉強はしているんですか?

「昔みたいに本を開いて、先生と文法の勉強をしたりとかはしないんですけど、時間があるときに韓国で日本語の先生とフリートークで話をします。その時に文法が間違っていたり、僕が気になる文法があったら先生がその場で教えてくれます。あとは、日本の仲のいいスタッフさんたちと暇なときに特に用もないのに長く電話をしてたり…なるべく日本語をもっと使おうと意識しています。もっとうまくなりたいです。あと最近は飛行機でたまに日本の新聞を読んでみたりするんですけど、漢字とかがすごく難しくて。まだまだもうちょっと頑張らないといけないなって思います」

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