K-POPファンの非常識行動で飛行機が遅延 間近で見るや「降りたい」と要求

中国人らK-POPの過激ファン4人のせいで大韓航空機の出発が遅れる事態が起きた。

聯合ニュースや朝鮮日報などによると、15日午後3時25分に香港国際空港から仁川空港へと出発予定だった大韓航空機内で、中国人乗客3人と香港人乗客1人が離陸待ちの機内で特別な理由を明かすことなく、突然、乗務員に「降りたい」と申し出た。

降機を申し出た4人はアイドルグループ、Wanna One(ワナワン)」のファンだった。香港で開催された音楽授賞式「Mnet Asian Music Awards(MAMA)」に出演し、韓国に戻るメンバーたちを近くで見るために、ファーストクラス、ビジネスクラス、エコノミークラスを1席ずつ予約した上で、飛行機に搭乗し、目的を達成した後、降りたいと要求したのだった。

規定によると、飛行機の離陸直前に乗客が1人でも降りた場合、他の乗客もいったん降機の上、セキュリティーチェックを再度受けなければならない。何者かがテロ目的で航空機に爆発物などを置いて降りる可能性があるためだ。乗務員はこれを説明したものの、4人は降りる意向を示したため、結局、アイドルグループを含む乗客全員は荷物を降ろし、改めてセキュリティーチェックを受けた。このため、ソウル便の出発は1時間ほど遅れることになった。

大韓航空側は「3人に『できれば降りないでもらいたい』と求めたが、どうしようもなかった」と説明した。現地警察に捜査を求めたが、警察は「物理的な被害が発生していない」として捜査しなかった。大韓航空側はファン4人に航空券代を払い戻し、香港国際空港には離陸遅延の費用も払った。

今回のケースのように、海外の空港で過激ファンが芸能人を一目見るために航空券を購入し、払い戻すケースが相次いでいる。こうしたファンはファーストクラスの航空券を購入するケースが多い。上の座席クラスほど払い戻し手数料がほとんどない点を悪用したものだ。韓国の航空会社関係者は「過激ファンは機内でアイドルの写真を撮り、シェアしたり他のファンに売ったりしている」と話した。

仁川国際空港でも過激なファンがアイドルを見るために航空券を購入し、搭乗口まで追いかけてくるケースが少なくない。このため、必要な人が航空券を予約できないケースも生じる。ファンが空港の制限区域内で騒いだり、走り回ったりして、利用客に迷惑をかけるケースもある。安全上の事故が起きることも懸念される。仁川航空公社関係者は「過激ファンの行動が問題であることは認識しているが、制止する方法がない」と語った。

最新情報をチェックしよう!