【韓流徒然日記】防弾少年団のMステ出演取り消し…危惧していたことが起こってしまった

防弾少年団(BTS)のテレビ朝日系「ミュージックステーション」への出演がキャンセルとなってしまいました。

理由についてミュージックステーションのサイトには「以前にメンバーが着用されていたTシャツのデザインが波紋を呼んでいると一部で報道されており、番組としてその着用の意図をお尋ねするなど、所属レコード会社と協議を進めてまいりましたが、当社として総合的に判断した結果、残念ながら今回はご出演を見送ることとなりました」と説明。メンバーのJIMINが着用した原爆Tシャツが問題視されたことを明言しています。韓国メディアも指摘していますが、出演の取り消し理由を詳細を明らかにしたのは異例のことといえるでしょう。

本コラムで指摘していた心配が的中してしまった形です。

出演取り消しを受けて韓国メディアも当然のことながら一斉に反応。「防弾少年団、日本音楽放送出演取り消し…嫌韓標的」(newsis)、「防弾少年団、”反日”アイドルに登極…”原子爆弾Tシャツ”論難」(ニュースピム)など、見出しに「嫌韓」「反日」といった刺激的な単語が並んでいます。

xsportsnewsは「日本メディアの”防弾少年団バッシング”は、数週間前から始まった。防弾少年団のJ-HOPEの空港ファッションをはじめ防弾少年団の過去を問題にし、紅白歌合戦に出演の可否にブレーキをかけた。防弾少年団のメンバーが光復節を記念して残した文章や”慰安婦”被害者を支援する業者の製品使用などに対し、無理やり議論を呼び起こそうとしている様子で、結局”ミュージックステーション”側が”Tシャツ”という具体的な理由で出演取り消した」などと報道しています。「無理やり議論を呼び起こそうとしている様子」とは、またまた挑発的な書き方です。

また、JIMINのTシャツ着用については「愛国心を表明することの何が悪い」と擁護する意見が多いことを韓国メディアも取り上げていますが、その一方で、IZ*ONEの日本人メンバーに対する”右翼批判”をぶちあげる記事の中には、「君が代」を歌ったことだけでで右翼認定している韓国メディアもありました。それを言ったら日本人全員が右翼になってしまいます。結局のところ、韓国人がやることは、その内容を問わず「愛国」となり、日本の行為は何でも「右翼的」もしくは「悪」としてとらえ、反論についても「妄言」にされるという、これまでのパターンが踏襲されている印象です。

前回のコラムでも書きましたが、形として「防弾少年団バッシング」になったのは、韓国メディアが、日本側を”挑発”するような記事を書いたことがきっかけですから。おそらく日韓のネットユーザー同士の論争だけだったら、「Mステ出演取り消し」といった大きな話になることはなかったと思います。

いずれにせよ、「Mステ」という日本を代表する音楽番組に原爆Tシャツがきっかけで出演取り消しとなったという事実は、注目が集まる「紅白歌合戦」の出演者選考にも少なからず影響を与えることは間違いないところです。それどころかK-POP界全体に影響を及ぼす可能性だってゼロではないと思います。過去の韓流ブームでもたった一つの出来事によってそれまでの好況を一変させてしまった歴史があります。かつて私が編集に携わった「韓Fun」も好調だった売り上げが李明博元大統領の竹島上陸&天皇陛下に対する問題発言をきっかけに一気に売り上げが急降下しました。防弾少年団の件だけでなく、最近あった徴用工問題でのありえない韓国最高裁判決など、負の要素が続いており、韓国エンタメの仕事に携わっている身としては、これ以上の悪材が出ないことを祈るばかりです。

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