”性接待強要”で自殺した故チャン・ジャヨンさん、イム・ウジェ元三星電気顧問と35回も通話

イム·ウジェ元三星電機顧問が、2009年に性接待を強要されたことを苦に自殺した女優故チャン·ジャヨンさんと30回以上にわたって通話していたことが明らかになり、波紋を広げている。

11日夜に放送されたMBCの報道番組「ニュースデスク」によると、故チャン·ジャヨンが自殺する前年の2008年、当時サムスン電子の李健煕(イ·ゴンヒ)会長の娘婿だったイム·ウジェ氏が故チャン·ジャヨンさんが35回、通話していた事実が明らかになった。イム·ウジェ氏はイ·ゴンヒ会長の長女であるイ・ブジン・ホテル新羅社長と現在、離婚訴訟を進めている。

故チャン·ジャヨン事件を再調査している最高検察庁の真相調査団は当時、担当検事を調べる過程で通話内容の提出を受け、イム·ウジェ元顧問の名前を見つけた。

故チャン·ジャヨンの携帯電話に「イム·ウジェ」という名前が存在し、携帯電話の名義人を調べた結果、イム·ジェウ元顧問の妻であるイ·ブジン社長だった事実が確認された。このような状況から、真相調査団は故チャン·ジャヨンの携帯電話に保存されていた「イム·ウジェ」という人物は、イム·ウジェ元三星電機顧問であると判断した。

イム·ウジェ元顧問と故チャン·ジャヨンさんの間の通話が35件も存在していたにもかかわらず、当時警察と検察は、イム·ウジェ元顧問を一度も呼んで調査しなかったことが確認された。これに対し,真相調査団は当時の捜査担当者を再び呼んで、イム·ウジェ元顧問を調査しなかった背景を調査する方針だ。また本人に対しても直接調べる予定だ。

これに対してイム·ウジェ元顧問側は「ニュースデスク」との電話インタビューで、「故チャン·ジャヨンさんを集まりで見たことはあるが、親しい間柄ではなく、通話したこともない」と語った。

故チャン・ジャヨンさんは2009年3月7日、重要人物への接待を強要されたことを暴露する文書を残して、自宅で自殺した。当時、文書にはメディア関係者、芸能企画会社の関係者、大手企業の関係者などに約100回も性接待を強要されたという内容が含まれていたが、元所属事務所代表とマネージャーだけ裁判を受けた。しかし疑惑を受けた重要人物約10人は嫌疑なしの処分を受け、韓国国民たちは憤怒した。

こうした経緯もあり、大統領府の国民請願サイトには「故チャン・ジャヨンさんの悔しい死の真実を明らかにしてください」というタイトルの請願が掲載され、今年3月に大統領府の返答が要求される20万人の同意を得ることに成功。法務部傘下の検察過去史委員会は4月に故チャン·ジャヨン事件に関する本調査を勧告し、再調査が始まった。