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翻訳者さん、しっかり頼みますよ! 「ヴィンチェンツォ」で字幕に痛恨のミスが

ヴィンチェンツォ

第14話を迎え、ますます面白くなってきたソン・ジュンギ主演ドラマ「ヴィンチェンツォ」。これまでにも韓国ドラマの字幕の酷さについて書いたことがありましたが、今回も致命的なミスを発見してしまいました。

バベルグループのペーパー・カンパニーの韓国支社が美術館「ラグサン・ギャラリー」であることを突き止めたソン・ジュンギ演じるビンチェンツォ・カサノと、チョン・ヨビン演じるホン・チャヨン。美術館に忍び込み会計資料を盗み出すため偵察に訪れるのですが、警備は厳重。そこで、「プライベート貸館サービス」があることを知り、これを利用することを計画した2人は、予約リストにあった外国人カップルになりすまして、忍び込むべく作戦を立てます。クムガプラザの住人たちが、外国人カップルがラグサン・ギャラリーに行かないように”拉致”してクムガプラザへ連れてきて、さまざまな方法で歓待するのですが、その際、トトの店でパスタとワインを提供するシーンが出て来ます。

痛恨の翻訳ミスはここで登場。トトは「パスタ&ヴィノ」と言っているのに、なんと字幕が「パスタとビール」になっているじゃないですか。続けざまにワインを注ぐシーンが出て来るにもかかわらず。

おそらく字幕担当者がワインをイタリア語で「VINO(ヴィノ)」ということを知らなかったんでしょうね。映像を見ればワインなのは一目瞭然なんですから。しっかりチェックしてくださいよ! 字幕担当の安河内真純さん!

翻訳というのは結構大変で、幅広い知識が必要なんです。知識がないと、こういった残念なミスが出ちゃうんですよ。

ありえないようなミスを一度、見つけてしまうと、その後、他にもミスが出てこないか気になってしまって、ドラマ視聴の際、気持ちが散漫になってしまうので、なんとかしてほしいものです。

もっともこのような例はよく見られること。過去にもドラマだったか映画だったか忘れましたが、サッカーの話題を口にするシーンで、「ヒディンク」という単語が出て来たとき、字幕がヘディングになっていてズッコケたことがありました。

ヒディンクは2002年日韓W杯で韓国をベスト4に導いた監督ですが、おそらくその時の字幕担当者(どなただったかは記憶にありません)は、サッカーに興味がなかったんでしょうね。ヒディンク監督を知らず、ヘディングと訳してしまったわけです。ストーリー的に意味が通じないんですけどね。

ドラマ「ヴィンチェンツォ」は、本当に面白いので、字幕もしっかりといいものにしてほしいところです。期待しておりますので頑張ってください! っていうか、翻訳者が複数いて、話によって担当者が違うというのはどうなんでしょう? 微妙にトーンが違ってくる気がしないのでもないのですが…。

やはり根本理恵さんレベルに字幕をやっていただきたいものです。

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